新事業をつくる
ADAPTATION
社名の由来:弊社の社名である steekstok は、オランダの古語で「船を転覆から守る杖」という意味を持ちます。現代のオランダ語としては造語で「棒切れのようなもので突っつく」というニュアンスです。背景には「やぶへびを恐れず、守るべき大切なもののために、世界に積極的に関与していく」という弊社の行動指針があります。
VISION
ずっと川で暮らしてきた魚がいたとします。その川については知り尽くしています。どこに食べ物があるのか、どこが危険なのか。居心地は最高でした。そこには、宝物のような思い出もたくさんあります。
しかし、環境は変化します。干ばつによって川の水量が減り、水質は悪化しました。食べ物がなくなり、水位も低くなったため、危険から隠れる場所もありません。仲間の中には、飢え、天敵に襲われるものも出てきました。
そこで魚は、海に出る決意をします。しかし、ずっと川で生きてきたので、魚は、この海という環境に戸惑います。いまいましい塩水、見たことのない食べ物、経験したことのない危険・・・
魚は、海について学び、変化しないとなりません。それは苦しくて辛いことです。ですが、魚はあたらしい環境に適応するしかありません。家族、仲間、そして自分自身の誇りを守るために。
私たちが新事業をつくるのは、守るべき「なにか」があるからです。誰もが、自分たちの海を開拓しなければなりません。私たちは、この開拓をサポートしながらも、私たちが守りたいもののために、自身でも海を開拓します。
酒井 穣
Founder & CEO
慶應義塾大学理工学部卒業、Tilburg 大学(オランダ)TIAS School for Business and Society 経営学修士号(MBA)首席卒業。1972年、東京生まれ。商社勤務後、オランダのメーカーに転職し、約9年をオランダで過ごす。帰国後は、東証一部上場の IT 企業にて取締役などを歴任。2017年、当社 株式会社 steekstok を創業し、代表取締役社長 CEO に就任。認定NPOカタリバ理事、新潟薬科大学・客員教授などを兼務。著書多数。
APPROACH
1. 守りたいものを定義する
川から海に出るときに、川で積み上げてきた「すべて」を持っていくことはできません。その中から、守りたいものを厳選する必要があります。同時に、川に置いていかざるをえない宝物のことを、決して忘れてはなりません。それらは失ってはならない誇りの源泉だからです。功労者に感謝しつつ正しく報い、川を出ていく魚たちの気持ちの整理にも時間を取ります。
2. サイエンスを用いる
海について、科学的にわかっていることを、可能なかぎり「すべて」網羅します。ずっと前から海で暮らしてきた先輩方のナワバリに突入するのは愚策です。私たちは、この活動によって、海について、科学的にわかっていないことを明らかにします。なぜなら、大切なものを守るための新事業領域は、そこにしかないからです。
3. 組み合わせる
そうして見つかるのは、先輩方が、過去に参入してこなかった領域です。そこは、先輩方にも参入が困難だからこそ、スペースになっているという事実を無視することはできません。その環境は、例外なく過酷です。ここに新しい事業基盤をつくるためには、イソギンチャクとクマノミの関係に学ぶ必要があります。すなわち「すべて」を自分でやろうとするのではなく、最適な組み合わせによる新規性の創出が不可欠です。
事業領域
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上記アプローチを前提として、弊社は、以下2つのビジネス・ドメインで事業を行っています。
スタートアップ起業
M&Aアドバイザリー
新事業開発支援
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